本日、妻に子供を連れ去られました

連れ去りに関する奮闘

面会交流調停、離婚調停 ③

待合室で結構待った気がする。その後、また呼ばれ、部屋へ入ると、「全然向こうの言い分が違う」といってきた。「子供が面会交流に消極的」、「会いたがってない」と言われる。さすがに納得がいかないので、反論をしたが、聞いてもらえる感じでもない。調停員からは、「手紙や写真のやりとりから始めてはどうか」との提案だった。さすがにこれでは交流と言えるものではない。これは飲めない。これを一度飲んでしまうと、ずっとこのまま会えなくなりそうである。手紙や写真のを相手側がちゃんと子供とやりとりするのか不明だし、その反応もこちらからも見えず、会うことにつながらないからだ。調停員は「ステップアップするために間接交流をするのだ」としきりに言いくるめいようとするが、さすがに反論した。「手紙や写真のやりとりでどれくらいステップアップできたのか?追跡調査しているのか?」と調査官へ問いただしたところ、「追跡はしてない。確率も低いでしょう。」と正直に答えていた。これは、適当でいい加減な妥協案を作り出し、納得させるための手抜き仕事ととしか思えなかったので、これは飲んではいけない提案だと悟った。「審判で決めても双方が、納得できる提案でないと決めても実施されない可能性がある」とのことで、私を説得しようとしているが、その提案であれば、ある程度、強制力が働く審判で決めて、実行されないならさらにそこを追求していったほうが全然ましだと判断した。審判とは、話し合いで決まらない場合、裁判官が決めてしまうことだが、完全な強制力はないようだ。とにかく、これは飲めないことをはっきり伝え、交代となった。

面会交流調停、離婚調停 ②

一通りの説明の最後に、「何かありますか?」と聞かれたので、面会交流を優先してやってほしい。面会交流は離婚とは関係なく別居状態でも子供の福祉のために行うものであるため。ということをお願いした。「希望は分かりました。」のようなことを言われたので、その時点では受け入れられたのかはわからなかったが、その後の話し合いは面会交流について主に行われていたので、受け入れられたものと思われる。

まず妻側の主張(私が子供に嫌みを言った等)についてどう思うか聞かれたので、用意した書面を提出し、説明を行った。それと別居直前の私と子供との関わりを表す写真も提出し、父子の関係は悪くなかったことを示そうとした。事実でないことは、事実でないと主張しつつ、自分にも他の言い方があった等、反省できるところはあったことを言い、歩み寄るような内容を説明した。途中まで説明したところで、「全部やっていると時間が無くなるから」と中断され、「事実と違う、大げさな表現もあるが、反省すべきところはしている」ということをまとめて伝えて、妻側と交代のめ退出となった。話を中断されたことと、写真については、何枚かwordに貼り付けていたが、ほとんど調停員は見てなかったことに違和感を感じつつ待合室に戻った。

面会交流調停、離婚調停 ①

調停の日を迎えた。会社は休みをとった。ブログ等みると調停員への印象は重要とのことでスーツで行くこととした。途中で銀行へ寄ったため、時間が余ってしまった。1時間くらい前に家庭裁判所へ着いた。入口で持ち物検査があり、空港の検査と全く同じ感じで行われていた。待合室で待って作ってきた書面を読み自分の主張の確認を行った。時間になると、待合室へ調停員が来て事件番号で呼ばれる。他の人が一通り呼ばれた後、最後のほうで私が呼ばれた。調停員についていき、部屋に入った。こじんまりとした会議室みたいなところであった。そこに年配の男女の調停員2人、調査官が1人いた。自己紹介をされ、年配の男性調停員から一通りの説明をうけたが、緊張もあり何をいわれたかはよく覚えていない。

調停までの間

調停は申し立ててから、1カ月半くらいあとになるので、準備をある程度終わらせてもまだ時間があった。とにかくこの子供に会えない時間が永遠に感じられとてもつらかった。今回調停は自分でもできそうだったので弁護士は依頼しなかった。自分はやましいことはなく、真実を自分の口で語ればいいだけなので、自分だけでも良いと思った。あとは、情報収集として面会交流調停経験者のブログをみた。連れ去りのケースだとなかなか会わせてもらえない状況が実際であることがわかった。申し立てた当初は、裁判所は面会交流を行うことを推奨しているということ、さらに自分はやましいことはなにもしてないのだから、すぐに会えることになると思っていたのだが、そう簡単にはいかないことがわかってきた。調停の日が近づくにつれて、もうすぐ会えるかもしれないと思いながら、その一方で1回の調停ではだめだろうという悲壮感もでてきた。

調停に向けての作戦

調停までまだ時間はあるが、作戦を練っておくこととした。自分の意志としては、

・面会交流は実現させる

・できればまた元の家族の生活にもどりたい

ということを自分の気持ちとして確認し、それに向けた作戦を練ることとした。いろいろ先輩方のブログ等をみて知識を増やしていくと、なるべく主張や反論は書面として提出したほうがよいということ。なので妻の主張に対する反論は書面で用意することとした。またとても参考となったブログとして、以下がよかった。

doihouritu.blog.ss-blog.jp

 

連れ去り問題へ向き合っている弁護士さんのブログで、家族を壊してお金を稼ぐ離婚弁護士側ではなく、いかにして家族を再生することを目指している方である。その方のブログによると、連れ去りを起こす妻側として精神的な問題(産後うつ等)を抱えていることが多いことや、起きてないことを起きたこととして思い込む傾向にあることがわかった。また調停の場では事実でないことは認めてはいけないが、妻を攻撃したりせずとにかく安心させることが大事だということ。

それが妻にも当てはまっているという仮定で、反論書面は、書き直すこととした。すべてにおいて、事実でないことは、事実ではないとするが、自分側にももっと良いやり方や言い方があったということを伝えていくこととした。あとは、面会交流を実現させるために、父と子との関係が悪くなかったことを示すために、私に楽しそうな顔をみせている写真や一緒に遊びに行った写真を文書にして作成した。

やることはやっていくが、ブログ等みると連れ去りのケースはそう簡単でないことはわかっていた。特に問題となるのが、虐待やDVの虚偽をいわれるケースが多いため、それが一番気がかりであった。

面会交流調停 妻側陳述書

妻側の陳述書が送られてきた。虚偽や大げさのオンパレードでさすがに腹が立った。私と妻との言い合いが、私が子供に言ったことになっている。また私のせいで子供が何事にもやる気をなくしたと書いてある。さらに子供が会いたがっていないので面会交流を行うことは子供にとってよくない。とある。しかも、私が子供へ嫌みを言ったとある。「嫌み」も人格を否定するような言葉ではなく、ただの子供への注意レベルの内容である。それで何事にもやる気をなくしとは無理がないか。文章もめちゃくちゃである。妻の言ったことを弁護士がおかしく脚色して書いたのかわからないが、納得がいかない。別居直前の最後の週末に私と子供でかき氷を食べているときの笑顔の写真をとっていた。そんな笑顔をみせてくれていたのに、突然、会いたくないと言っているとはおかしな話だ。とにかく調停までに作戦を練らないといけない。

離婚調停申し立てられる

面会交流調停を申し立てた後、1,2週間後、相手側からの離婚調停申し立てが通知された。面会交流調停と離婚調停を同じ日に同時に行うとこのこと。一緒にやられると子供との面会と離婚の話を取引にされそうで嫌なのと、面会調停の実現が遅くなることが嫌であったが、裁判所の実務として同時にやって効率化を図ることが通常のようである。離婚調停の申立書にの離婚理由については、複数の選択肢をチェックする書式なのだが、「その他」にチェックがついているだけだった。少なくとも、暴力や虐待にチェックがなかったので虚偽DVを主張されているわけでないので、そこは安心した。このような連れ去りのケースでは虚偽DVがセットとなることが通例のようであるので、妻もまだ人間的な理性や道徳心なりが残っていることは不幸中の幸いである。

とにかく早く子供に会わなければいけないので、面会交流調停の方を優先してやるようにと調停では訴えることとした。